◎解説 新しい先生は口がきかんのじゃ……。舞台は戦争の傷跡の残る昭和三十年代、瀬戸内海の葉名島(はなじま)。この小さな島の、生徒わずか七人の小学校に、北海道から代用教員がやってきた。口がきけない「機関車先生」。けれどもそれはかけがえのない出会いだった……。青年教師と島の人々との暖かな絆を描く。第七回柴田錬三郎賞受賞作。 小学生から読める全頁ルビ付き。